アトリエ花空間

花空間デザイナーとして、フォトグラファーとしての活動日記です。花・植物を活用した空間デザインをご提案致します。

チューリップフェアーのデモンストレーション

表参道の新潟館ネスパスで行われている、チューリップフェアーに行ってきました!
新潟のチューリップをPRするイベントで、何人かのフラワーデザイナーがチューリップメインのディスプレイ作品とデモンストレーション、いろんな種類のチューリップの即売所がありました。
本日のデモンストレーションはドナルド・ラドヴィッチさんと、松尾太一先生でした。

ドナルド・ラドヴィッチさんのデモでは、冬に楽しむチューリップアレンジということがテーマでした。
チューリップは春の花で春のイメージですが、実際には寒い冬の今、に出回っているから、
今らしいチューリップを楽しめるアレンジを作りたいと言っていました。
ラドヴィッチさんのアレンジのすばらしさは、もちろんのことですが、
デモでの話の内容がすばらしかったです。
例えば、自宅アレンジには香りのする花と、変わった花を必ず入れるようにしたいる。それは、見た人が楽しめて、アレンジをきっかけにコミュニケーションができるということ。
自宅でアレンジする時には、いい音楽をかけて、お気に入りの照明のもとで、美味しいものをおやつにしながら納得するまで、とことんやるということ。
作品は他人にどう思われようと、自分が納得して満足できれば、それが一番いいこと。
ブーケを注文されたお客さんには、必ず一緒に市場にいって、
いろんな花を見せて一緒に花材選びをすること。などなどです。
彼のお花に対する想いや、ステキな人柄がにじみでたデモンストレーションで、
あっという間のすばらしい1時間でした。

松尾太一先生は私がアレンジを教えて頂いている先生で、
お花の新しい視点、斬新なアレンジ方法の提案を学ぶことができ、
他にはないオリジナリの新しい作品を作ることができます。
デモではチューリップの全てを使ってのアレンジとブーケと作りました。
葉を何枚も重ねて丸くして、花留めにする。
ステムのラインと花の色・形を特徴としたアレンジ。
シルクジャスミンのふんわりラインとグリーンをベースにし、ステムラインと花の華やかさ・色をポイントにしたブーケとヘアドレス。
どれも、チューリップの特徴を生かした、スタイリッシュでかわいく、カッコイイアレンジたちが出来上がっていました。

今日は風が強くて寒い日でしたが、出かけたかいがありました!
やはり、新しいものを学ぶのって楽しい!!