アトリエ花空間

花空間デザイナーとして、フォトグラファーとしての活動日記です。花・植物を活用した空間デザインをご提案致します。

第69回 講師勉強会(フラワーシャンデリア)


みなさん、こんにちは!

第69回講師勉強会は生花~ドライフラワーのフラワーシャンデリアです。

撮影時には、全てドライ状態になっていましたが

花材は生花をミックスして作っています。

 

エリンジューム、ハイブリットスターチース(YE・PK)、

ユーカリ(ロングリーフ)、シースターファン

を生花で仕入れました。

 

土台のアイアンに、ベースとなるユーカリとスターチースをワイヤーでくくり付け

グル―ガンで他の花材を接着していきました。

フラワーシャンデリアは様々な作成方法・デザインタイプがありますが

今回は、止め具の部分に麻リボンをターバンのように数回巻いて仕上げています。

 

色あせていく様子も風情があっていいなと

その後のシャンデリアを楽しんでいます♪

 

ドライ花材

花あま、ローダンセナチュラルホワイト、ブロムグラス、ミニラグラス、たで、千日紅

 

他講師の作品です↓





第68回 講師勉強会(オクラレルカと胡蝶蘭のアレンジ)

 

 


みなさん、こんにちは!

第68回講師勉強会は、オクラレルカの美しいグリーンライン

さまざまな色のミディアム胡蝶蘭を合わせたアレンジ。

 

市場で花を選んでいる時

クラレルカの緑の美しいラインが印象的で

それを生かせるように考え、花材をセレクトしていきました。

グロリオサも勢いが良かったですし、胡蝶蘭の部分とオクラレルカをつなぐ

長いラインのヒカゲカズラも良い仕事をしてくれています。

器はガラスの足付きコンポートをセレクト

黄色のエピデンドラムも加わって

蘭づくしのアレンジになっています♪

 

クラレルカ、ヒカゲノカズラ、丸葉ルスカス、

グロリオサ(レモンイエロー)、エピデンドラム(イエロースター)

ミディアム胡蝶蘭、チューリップ(ホワイトハート

 

他講師の作品です↓

 


 



第66、67回 講師勉強会(染めかすみ草とラインのアレンジ)

 

 

 

みなさん、こんにちは!

第67回勉強会(4/16)は、3色の染めかすみ草とラインを合わせたアレンジ。

 

水色、青色、紫色の染めかすみ草を、シルバーの器にぎゅっと詰めて

足元をつくります。染めかすみ草は、そのままドライフラワーにもなって

半年経った今でも、ガラスシリンダー花器に詰めて美しく楽しめます♪

それと対比するように、ライン花材を遊ばせました。

 

アリウム(スネークボール・踊る丹頂・ブルーパフューム)、

リューココリネ(カラベル・コキンベンシス)、ホワイトレースフラワー

 

特徴あるラインをもつ花材

そのラインの絡みと、花の色・大きさ

それぞれの調和を考え、かつ、ラインの遊びを生かせるように作成しました。

4月はアリウムの出始める時期、長持ち花材として重宝します♪

シルバーの花器は入れ子になっていて

写真には写っていませんが、中の器に水を張って

水の様子も合わせ、涼しげな印象の作品となっています。

他講師の作品です↓

 

  

 

 

第66回(3/5)勉強会はブーケでした。

メディアの情報がパソコンに読み込めず、写真がアップできません、残念!

花材

ラナンキュラス(シャルロットオレンジ・ラックスエリ)、バラ(桃フレグランス・ブラッドピンク)、

トルコキキョウ(ヤエアンテ)、スイートピー(ピンクスロース)



京都旅行 2021秋

みなさん、こんにちは!

先日、京都旅行に行って参りました♪

今回は「苔寺」と言われている「西芳寺」から。

往復ハガキでのエントリーかつ

来訪時間指定が出来ないということもあり、

なかなか行くタイミングをつかめなかったのですが

初の来訪となりました!

 

お写経のあとに、お庭の散策

想像以上に素晴らしいお寺でした。

拝観料3000円とのことで、他と比べると

かなりの高額ではありますが、

訪れる価値のあるところです。

 

まず、本堂の堂本印象の襖絵が素晴らしいのです。

絵から受ける感銘を文章で現すのは、とても難しいことですが

見た時の、心に残る余韻を感じると

「洗練された美」と「創造の素晴らしさ」を教えてくれる作品であったことが思い出されます。

 

その後に散策したお庭は

夢窓疎石によるもの。

以前、南禅院のお庭を訪れた時

夢窓疎石のお庭には感銘を受け、

暫くその場にとどまっていたのですが

 

今回は、二回お庭をまわり、

一回目とは違う風景が見えてくる

その奥深い禅の庭の素晴らしさを実感しました。

苔の美しさもさることながら

何ともいえない味わいがあります。

お池の周りを歩くその行程のなかで

目で見て、足を動かすことで体感し、しみじみと心に響いてくる自然の美しさと共に

その場との一体感で満たされるもの。

他では味わえない、静かなる感動です。

 

 

その後は、鈴虫寺で説法を、松尾大社で重森三令のお庭を拝見し

近くの小料理屋でランチをいただいたのですが

それまた素晴らしお店!

こじんまりと、自身のできる範囲での最大限のパフォーマンス

心のこもった、季節感あふれる美しいお料理は、とても美味しく、

本当に美味しい料理とは、こういうこと。

忘れられない貴重な体験でした。

 

 

 

 

今回のステイは琵琶湖プリンスホテル

期待通り、眺望は素晴らしく

窓一面 琵琶湖ビュー!

サンライズも素晴らしい!!

 

 

 

 

翌日は比叡山に登り、琵琶湖の美しい眺め

そして、こちらも以前から行ってみたかった

桂離宮

雅な世界がリアルに再現された、日本の美を体現した場所

そんな印象です。

さすが宮内庁ですから、管理の行き届いた全てが美しく

茶の世界観を堪能できます。

 

 

 

実は11月より、兼ねてから習いたいと思っていた茶道の稽古を始めることができました♪

高校での学校茶道以来、途絶えていましたが

日本文化を深く理解していくためには、やはり

茶道の実践は必須のように感じていました。

ようやく始められた喜びと、長~~~~~い先々の道のりを想像すると、

果てしなく思うと同時に、まだまだつたないというか

全く出来ていないお点前ですが、

それでも、手足を動かし、一連の流れを体験体感することで

とても清々しい気持ちになることができ、心が満たされます。

やはり、伝統と型のもつパワーとでもいいましょうか。

感謝です。

 

合わせて「書」も地味に始めまして・・・

とはいえ、日常の文字にはまだまだ反映されてこないようで!?

大きな声では言えませんが(笑)

一本の線に宿る美

書の世界観が現す芸術

 

少しずつ、少しずつ

わが身にしみ込ませ、積み上げていきたいと思っています。

 

 

 

第64.65回 講師勉強会(秋の実ものアレンジ)(シルバー系グリーンアレンジ)

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みなさん、こんにちは!
第64回勉強会(10/16)は、秋の実ものを合わせたアレンジ。

秋の実ものの定番、つるうめもどき
シンフォリカリフォス紅を入れています。
つるうめもどきま間もなくはじめて、オレンジ色になりました。
ニューサイランでラインを高く動きをつけ、実ものとバランスをとってみました。
足元はグレビレア、秋色アジサイ、ヘデラベリーグリーンでまとめています。
最近市場でよく見かけるイスラエル産地のグレビレア、
ドライフラワーにも美しく、緑と茶色の両面が生かせる花材です。

秋の花材は比較的ドライまで楽しめるので、どの花材も長らく楽しむことができました♪
他花材は、ダリア(黒蝶・楽園)、洋キク(セイオペラピンク)、ワックスフラワー(カーディナルクリストファー)
他講師の作品です↓

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引き続き、第65回勉強会(11/27)は、
ホワイトクリスマスを意識して、ヒバのブルーアイスをベースに仕上げています。
ユーカリポポラス、シルバーアニバーサリー
でシルバーグリーンを追加して
ホワイトを全体に散らしました。
スイートピー(ロイヤルホワイト)、トルコ(ボンボヤ―ジュホワイトピンク)
やわらかい印象の中、バラ(ヴァ-ズ、ヤギモ-ブ)でしめています。

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白の壁なので、アレンジが若干分かりにくいですが・・・
ヒバとスイートピーの香りで癒される
やさしいアレンジの仕上げとなりました♪
他講師の作品です。↓

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第62・63回 講師勉強会(バラのブーケ)(春のリーフアレンジ)



みなさん、こんにちは!
第63回勉強会は「バラのナチュラルステムブーケ ラッピング仕上げ」

花を詰めるブーケは、やはり美しい写真が出来上がります♪
バラとブルーファンタジーのブーケ
グリーンはダスティーミラーとコアラファンを添えました。
ステムはスパイラルにまとめ、ラウンド型に仕上げています。

ヤギパープル、ポルトボナール、ロンドンアイ、ラディシュ、
シーアネモネスターリングセンセーション
以上のバラを使用しています。

以下ラッピングの写真
リバーシブルペーパーにピンクの不織布を重ね
シンプルなリボン結びで仕上げました♪
アレンジバージョンを選択された方もいらっしゃいます。

   





続いて、第62回勉強会「春のリーフアレンジ」
沖縄から届く、アソートのリーフと特大ギボウシの面を生かせるようアレンジしました。
花はダリア、マリーゴールドトルコギキョウ、クラスペディア、
クリスマスローズ、マトリカリア

リーフ面とマルの連続をポイントにした作品です♪



↓他講師の作品
HBスターチース、スターチースオレンジ、紅花、SPマム、ミスカンサス
も使用しています。

 

 














 

第61回 講師勉強会(春の芽吹きアレンジ)

 

 

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みなさん、こんにちは!
花真っ盛りの季節になりました。
桜と、様々な花が咲き誇る今の時期は
あらゆる場所で、私たちを癒してくれますね。
ソメイヨシノは関東ではいよいよ終わりを迎えていますが
これからの時期、さまざま花が咲き乱れていく様子がしばらく楽しめそうです。
川沿いでは菜の花が、道端ではやまぶきが、庭先ではボタンなど
公園や住宅街のお庭の花など、散歩をしていても飽きません。


3月半ばの講師勉強会
ちょうど市場で、球根付きのチューリップやヒヤシンス
苔も一緒に置かれていて
テーマ決めは早かったです!

球根を一緒に添えるアレンジ
春にしかできないですね。
つるグミ、あかづるを合わせてみました。

写真では分かりづらいですが
セピア色のオンシジューム
軽やかなメラスフェルラのラインを活用しています。

その後、ハーブゼラニウムがピンク色の花をつけ
鉢植えのまま加えた白色の羽衣ジャスミンも満開となりました。

花材:ツルグミ、赤づる、ハーブゼラニウム、ヒアシンス(イエローストーン)、シンビジューム(冬時雨)、ファレノプシス(スマイル)、オンシジューム(セピアカラー、オブリザタム)、チューリップ(タルダ、ライラックワンダー)、メラスフェルラ、苔、羽衣ジャスミン


↓他講師の作品もどうぞ。