アトリエ花空間

花空間デザイナーとして、フォトグラファーとしての活動日記です。花・植物を活用した空間デザインをご提案致します。

PARI-TOKYO フラワーデモンストレーション

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

8/12に目黒雅叙園で行われた、

フラワーデモンストレーション&トークショー PARI-TOKYO

「パリー東京を旅するフラワーデザイナーたちによる夢の共演」」

に行ってまいりました♪

デザイナーは、

ドナルドラドヴィッチ / ローラン・ボーニッシュ / リュウクボタ / 佐伯美奈 / 本間裕子

今話題の豪華デザイナーの方々で、見所たくさんの楽しいデモでした!


1番目は本間裕子さん

本間さんは、イギリス大使館のパーティー装花や、オペラ舞台装花、ブライダル装花など、

多方面に活躍されている方です。

いけばな感覚の作品で、400年前から使用されている

‘もみわら’を花留めに使用し、オアシス以外での花留めの方法を紹介。

さらに、白い砂によって月明かりを確保した日本の歴史を背景に、

その砂を使用したアレンジを紹介していただきました。

本間さんは、日本の伝統や昔から伝わるテクニックを伝承していかれることも

今後の目標とされているようでした。


2番目は佐伯美奈さん

佐伯さんはパリの花店リュ・ディの経営をされている方です。

1作品目は、パリスタイルアレンジ

佐伯さんの考えるパリスタイルとは、花・葉をふんだんに使うアレンジで、

花器からデザインしていくことも多くあるそうです。

バケツにコケをはって、その上に枝や実物をからませ、

中が空のバケツにざくざくと花を入れていました。

かしわばアジサイ・ダリア・トルコギキョウ・などなど・・・

ざくざくでありながら、手際よく入れていかれる姿が

パリの花屋で働いている姿が想像できる感じでした。

リュディの元経営者であった、アランは

「花はそのままが美しく、自然に命を全うできるように」

という考えで、佐伯さんはその教えを守りながらアレンジをされているそうです。

2作品目は野菜アレンジ。

フランスでは果物や野菜をアレンジに使用することも多く、

お客さんとの間で会話が弾むそうです。

キュウリとアイビーを使ったミニオブジェを足元にころがすのもポイント!

かわいい野菜もりもりのアレンジが出来上がっていました♪



ローランボーニッシュさんは、100年の歴史をもつパリ花店の4代目で

日本では、GOTO花店などでデザイナーもされています。

1作品目はグランクラシックスタイル

大胆なクラシックという意味で、花の色・質感などひとつひとつの個性を生かすことが

考えの根底に流れていて、花屋での仕事の中で、それを培ってきたそうです。

今回市川バラ園の‘ジャルダンパフューネ’という新作のバラも使用されていました。

ローランさんは、オールドローズの香り・芯まで見えるところ・

花が重く茎が流れるように首をもたげるライン・大輪であるところが、

バラ本来の魅力を持っていて大好きと言っていました。

私もオールドローズ大好きですが、地元の普通の花屋では、なかなか出会えません。。

2作品目は、メリメロスタイル

「自分の美意識で、いろんな質感を混ぜたもの」という意味。

バラの質感も混ぜながら、さらに異質素材である

手作りのカバー!?のようなものをブーケに付けて出来上がり♪

20分のデモのために、2日かけてこのカバーを作ったそうです!

でも、作っている時はとっても楽しかったので満足している!とおっしゃっていました。

2日かけて作っただけあって、近くで見たらすごく凝ったデザインでした!


1部がこれで終了。

(写真はコンデジでかなり焦って撮ったので、作品の良さが伝えられず残念ですが・・)

すごく長くなってしまうので、2部はまた次のブログで書きますね!