8/12に目黒雅叙園で行われた、
フラワーデモンストレーション&トークショー PARI-TOKYO
「パリー東京を旅するフラワーデザイナーたちによる夢の共演」」
に行ってまいりました♪
デザイナーは、
今話題の豪華デザイナーの方々で、見所たくさんの楽しいデモでした!
遅くなりましたが、2部のレポートもさせていただきます。
リュウ・クボタさんは、日本らしさを取り入れた花店をパリで経営されている方です。
今回のデモンストレーションの中でも、
リュウさんのデモは非常に新鮮で、印象的でした!!
まず、板に黒スプレーで作品のコンセプトを書く。
カーブ・角・ライン・スパイラル
4つのテーマを鉄と植物を使って表現する
板にドリルで穴をあけ、鉄の部分を差し込む。
板にはり付けられたテーマの違うそれぞれによって、
一体感のある作品に仕上がっている。
音楽に合わせながら、無言で黙々と。。デモなのにしゃべらない。
でも伝えたいことや、作品の感性が伝わってくる感じ。
すご~く楽しくて、見入ってしまいました!
新しいことってこういうことかな~って感じたのでありました。。
さすが、パリでどう自分らしさを表現し、他とは違うものを見せるか、
を考えられている方の作品だな~と思いました。
私が好きなスタイルだった、というのもありますけど(^^)
※ファン限定フォトには、作品全体の雰囲気が分かる写真も載せています♪
5番目はドナルド・ラドヴィッチさん
フラワーのデモといえば、ドナルド・ラドヴィッチさん!というくらい
最近大人気のデザイナーさんです。
ドナルド・ラドヴィッチさんは、もともとインテリアデザイナー・彫刻家で、
日本人の奥さんが草月流を習っていたことをきっかけに、
花の世界に魅了され、独学でご自分のスタイルを確立された方です。
私は彼のデモを見るのは2回目なので、その雰囲気は分かっていたのですが、
やはりそのセンスは洗練されています!
インテリアに合わせる花をテーマにデモンストレーション。
トークの中でも、これからは「花だけ」ではなく、
「花と何か」をテーマに自分をアピールするのがオススメとおっしゃっていました。
ご自身もインテリアはもちろんのこと、セラピーやアロマも勉強されているそうです。
さらに、彫刻が大好きなので、それに近いものができれば、と考えられているそうです。
他にも、植物を使ったランプや、独自のアレンジ方法を伝授してくださいました。
ドナルドさんはインテリアをテーマにしたデモが有名で、
ご自分でもそれをアピールされていますが、
彼が人気の一番の要因は、面白くて観客を笑いで巻き込んでしまう、
“トーク”だな~と、今回2回目のデモであらためて感じました。
何気ないトークやしぐさ全てが面白くて、好感を持ててしまうのです!
作品センスはもちろんのこと、トークで楽しませて満足させてくれるのも、彼の大きな魅力です♪
最後は5人のトークショーと、ムーンダストを使ったデモンストレーション
並ぶと改めて分かるそれぞれの個性
今後の目標をそれぞれおっしやっていました。
ドナルドさん:インテリア~花~・・・世界を広げていきたい! (今後どう展開されていくかが楽しみな方です♪)
佐伯さん:趣味を広めて、自分のらしい生活を楽しむ(←さすがパリ在住暦が長いだけに、ヨーロッパ気質にすっかりはまっているのですね~)
ローランさん:生産者と協力して新品種など開発にも、力を入れていきたい(←花を愛し、それぞれの花らしさを大切にしている、ローランさんらしい考えだなと思いました)
花屋の先の切花生産者・種生産者など、切花はあらゆる背景に支えられていることを知り、気にして欲しい。(←さすが、デザインだけではない、考えているスケールがすばらしいと思いました)
本間さん:古いテクニックや技術を継承し、若い人を育てていきたい(さすが、キャリアの長い本間さんらしいお言葉でした)
行って良かった!!その価値ありの、楽しい、学び多きイベントでした!
(写真は全てコンデジで撮りました・・見にくくてごめんなさい)