アトリエ花空間

花空間デザイナーとして、フォトグラファーとしての活動日記です。花・植物を活用した空間デザインをご提案致します。

スタイリッシュな花屋のプロ向けレッスン―6

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外苑前にあるスタイリッシュな花屋「FUGA」の、

8月レッスンに行ってまいりました。



今回のテーマは「ブライダルブーケ」でした。

オールドローズ風のバラを使用したブーケを自由に作成ということでしたが、

今回は皆さん夏休みなのか?参加人数も少なく、

バラが4種類、グリーンが3種類と花材もかなり限られていました。。



でも、オールドローズは大好きな花のひとつなので、

そんな大好きなバラをふんだんに使えるとなって、とっても嬉しかったです♪

なので今回はグリーンを使わず、大きさの違うバラのみを合わせて、作ってみました。



バラの名前は、ピンクがイヴ・ピアッツェ(イヴ・ミオラなどと同じ系)

一番小さいのが、サントアマミー

白の大きい方が、フェアビアンカ



オールドローズと一言でいっても、いろんな定義があるようで

通常は、1867年に発表されは「ラ・フランス」以前にあったバラをオールドローズ

その後に生まれたものをモダンローズと呼んでいるそうです。

その中でも、非つる性とつる性に分かれていて、さらにいろんなタイプに分かれていく・・・

バラって、ホントに奥深いです。。

今回使った中で、ファアビアンカイングリッシュローズの一種で、

イングリッシュローズとは、英国のバラの育種家デビット・オースチン氏が

オールドローズとモダンローズとを交配して作り出された

全く新しいバラとされているようです。



広く一般では、ふくよかで上品な咲き方・カップ咲き・ロゼット咲き、

のようなクラシックなイメージの咲き方をするバラのことを、

オールドローズと呼ばれているようです。



フェアビアンカは、咲き進むにつれ、花の形が変化します。

カップ咲きから平らなロゼット咲きになり、

最後は花弁の縁が反り返る。

今回の作品は、その様子をそれぞれ生かして作りました。

同じ花なのに、こんなにも咲き方が変化していくなんてステキです!!



やはり、バラはその咲き方・香り・種類・色・・・・

いろんな意味で、永遠の人気を誇る理由が分かるような気がします。