アトリエ花空間

花空間デザイナーとして、フォトグラファーとしての活動日記です。花・植物を活用した空間デザインをご提案致します。

スタイリッシュな花屋のプロ向けレッスンー3

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外苑前にあるスタイリッシュな花屋「FUGA」の、

5月レッスンに行ってまいりました。


今回は、「ガラス花器を使って」がテーマでした。

具体的には、「ガラス花器を使ったアレンジの可能性を研究する」といったところです。

まず、ガラス花器の特徴というのは、

1、全てが見える。
2、ガラス花器のフォルムや大きさなど、全てがデザインになる。

というところです。

もちろん、ガラスに限らず、通常は花器を生かしたデザインになるとは思いますが、

ガラスの場合は花器と花材の一体であり、

花と花器にとって、お互い一番の相手になるようなデザインをしていく。


そして、花材はそのもともとあるポテンシャルを生かしたデザインを目指し、

その素材の見せたいところを、シンプルに表現していく。

そういったデザインに、ガラスは最適ということを、

前置きに話を伺い、デモンストレーションも行われました。


FUGAでは、そんなガラス花器を使ったアレンジへの反響はかなりあるようで、

シンプルモダンアレンジは大人気なのだそう。

素材をそのまま使って、シンプルだけど、

プロとしてのアイディアやテクニックが感じらるものを作っていく。

見た目は簡単にできそうなのですが、作り始めると、。なかなか進まない・・

難しいテーマでした~。

説明を自分で書いていても、それって当然のこと!

と分かっていながらも、実践となると難しいものです・・


携帯写真で撮ったので、よく分からないかもしれませんが・・
実物はもっとステキにできたのですよ~!(笑)
ちなみに、一番上の写真が私の作品です。
それ以降は、見本アレンジです。

一応アレンジの説明をすると、一番下は、水とガラスを見せる。
その上にカラーをガラスに這わせ、真ん中で渦巻くように入れていきました。
イエローの部分と茎の部分で強弱をつけたりしました。
さらにその上に、ニューサイラン(グリーンの葉)を丸めて、
グリーンのラインと勢いを表現したのですが~
この写真では、その感じが伝わらないかもですね・・

先生には、「地層っぽい感じで、テクニックもあっていいんじゃない!?
あとは、すり鉢の形のようなもの、の花器にアレンジするのも面白いかも!
という講評をいただきました!」

ガラス花器奥深しです。。

見本の赤のヴァンダを使った作品は、浮き花になっています。
石をおもりにして、カールワイヤーでつないでいます。
少ない花材でかわいくできる!