アトリエ花空間

花空間デザイナーとして、フォトグラファーとしての活動日記です。花・植物を活用した空間デザインをご提案致します。

脳科学の視点による「美」

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こんにちは! flower&photo の千恵です。

今日のフラワーフォトは、ブライダルブーケ

春の花 ラナンキュラス(ロシェル)、

バラ(ブルーミルフィーユ、オールドダッチ)、ユーカリを使いました。

カラードレス用ブーケのご依頼で作成しました。



先日、いけばな草月流のイベント、「メンバーズデー2009」に行ってまいりました。

オリジナル鉄花留め作りや、枝を使ったアートジュエリー作りなど

自分ひとりでは、なかなか出来ない創作を楽しんでまいりました♪



今回、メンバーズデーに参加した一番の目的は

脳科学者 茂木健一郎さんの講演会

脳科学の視点から、いけばなについて語る」というもの

お花や写真など、芸術の分野は

ある意味、感覚や心で感じるものであって

それらを見て感じることによって、何か具体的に作用するとか

数字としての結果が現れるなど

目で見て分かるような結果に反映されにくいものです。

なので、それを脳科学の視点から話すというのは

どういうことだろう?と興味深々でした。

茂木先生は、「美」をテーマにいろんな切り口から話をして下さいました。

美しいものは、脳を活性化し

その反応は、一番最後まで残るものなのだとか。

元気がない時や、疲れた時でも

美しいものによって、脳が活性化された反応が

一番最後まで残るということは、美しいものは人間にとって大切なもの

ということ。

実際、自分でもそう感じてはいても

それが、科学的に検証されているというのは

この職業に携わる者としては、とてもありがたいことです。

今後は、こういった作用があり

「美」は生きる上で大切なこと、と話していきたいと思います。



他にも、「美の歴史」や「美人顔」のこと

「美しいものを見ていると美しくなる法則」

「心のアンチエイジング」など

とても興味深い内容を、観客を飽きさせないよう

楽しく話す術にも関心しながら、沢山学ばせていただきました。

早速、茂木先生の著書を読み始めました!



やはり賢人の話を聞くのは楽しい!!

またそのうち、何かご報告したいと思います。